弊所からあるいて1分とかからない距離にあり、先年暮れに亡くなった隣家の老人も愛用していた店だ。家族で経営している、気楽な居酒屋である。
私はいつも同じものを頼み、同じ酒を飲み、同じ勘定で済ませている。だから、基本何も喋らないでも構わない。常連面して幅を効かせたい性質でもないので、おとなしく黙っていて、それでいて粗略にも扱われないのが気に入っている。
とはいっても、お店のひとが気を使ってくれて、少しは話を振ってくるが、おしゃべりではない私はどうも話が続かない。困ったものである。
昨日も同じ勘定をカウンターに置いて店を出た。
そうしたら女将さんが追って出てきて、あんた千円余分だよと渡された。なに、チップのつもりです、取って置いて下さい、なんて洒落たことも言えず、へらへら受け取って弊所に戻りました。

0 件のコメント:
コメントを投稿