2023年7月8日土曜日

一年まえのこと    -中川製作所-

安倍晋三が撃ち殺されて一年だそうである。

私は安倍晋三がみずからの悪行と悪政の責任を取らずに死んでいったことが惜しく、強い憤りを感じている。暴力は解決にならないのだ。
きのう、先祖の墓の掃除に行った。炎天下3時間、独りで黙々と草を刈った。ふだんやらない作業である。終わる頃には腰がふらふらになった。

そして去年のことを思い出した。その日私は、昨日同様に墓の掃除をしていた。持参したトランジスタラジオで米軍のAFNラジオを流していたら、ニュースで安倍が撃たれて重体だと言っていたのに驚いた。たいして英語の分からない私でもじゅうぶん聞き取れた。

私がこの日前後に墓掃除に行くのは、東京の盆にあわせてのことである。盆は先祖の霊が家に戻ってくる時節なので、墓は関係ない。だが、私の実家では春秋の彼岸、先祖の命日以外にもこの墓参掃除は習慣になっており、その役目が私に下りてくる。おかげで私は墓参することが多い。そしてそのことを楽しみとまでは言わないが、苦にしていない。東京西部の静かさと緑を好ましく思うからである。昨日も暑いのには閉口したが、濃い緑の美しさをじゅうぶんに味わった。

これからも、盆入り前の墓掃除の際、私は安倍の銃撃を思い出すのだろうと考えると妙な気分だ。

もっとも、彼の冥福は祈らないが。

 

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